大切な願いがあるのなら 虹の根元を探してごらん  真昼の月を追いかけて 満天の星は道しるべ もしも辿りつけたなら そこがあなたの目指す場所 どんな願いも叶うと言う 魔女の森の入口です たったひとつの入口です その森の端に双子の月がかかるとき どんな願いも叶えてくれる きっときっと叶えてくれる しかし さてさて 肝心の 次に月がかかるのは 明日?明後日?明々後日? それとも幾歳何十年? すべては主の知るところ…

「まあ、可愛らしいお客様・・・ようこそ、魔女の森へ」


 メアグリス - meagris / ダークライ♀より 
 ?歳 / 私(わたくし)
勇敢な性格。魔女の森の主人。
涙もろく、少しのことで目を潤ませてしまう。
少女のような外見だがとても長生きしている。
大抵のことでは動じないが、すこし抜けているところがある。
物忘れが多く、魔法を忘れてしまうことも。
忘れてもまあ、数十年も経てばいつか思い出すかもしれないわね、と、微笑みを浮かべる。
本当に忘れているのか、それとも忘れたふりをしているのか、彼女の言葉の真偽がわかるのはアリアだけ。
ジンジェルとダナエを我が子の様に可愛がっている。
「メアグリスさん・・・やっぱりだめですか?」


 ダナエ - danae / ★ロズレイド♂ 
 16歳 / おれ
ひかえめな性格。
森に迷い込んでしまった少年。
どこから来てどこへ行こうとしていたのか、
年齢や名前以外に森に来る以前の自分に関しての記憶がない。
魔女の森の話を栴檀に聞いてからメアグリスに記憶を戻してもらうため、彼女が記憶に関する魔法を出来るだけ早く思い出してくれる様に日々努力している。
ジンジェルと出会う度に悪戯をされるので警戒している。
「メーさまに気に入られてるからっていい気になるなよ!べーっだ!!」


 ジンジェル - gingel / ★ムウマージ♀ 
 15歳 / ボク
てれやな性格。
メアグリスの弟子。
初めはダナエ同様、森に迷い込んできた少女だったが、現在は魔女になるために勉強中のお譲さん。
彼女にとってメアグリスは初めてできた家族の様な大切な存在であり、憎まれ口や生意気なことを言いながらも大切に思っている。
メアグリスに気に入られているダナエのことがちょっと気に入らない、
出会う度に頬をひっぱって悪戯をしている。
「栴檀、けがはない?大丈夫?」


 紫蘭 - shiran / ゲンガー♀ 
 ?歳 / 私
おっとりした性格。魔女の森の双子の守り人。
普段は双子の弟と二人で森の入口を守っている物腰柔らかなお姉さん。
弟が可愛くて仕方がなく、心配性。彼が絡むと態度が豹変する。
遠い昔、メアグリスに助けてもらったことから彼女を母と慕っており、ジンジェルのことも妹のように思っている。
森への侵入者に対しては情け容赦なく機関銃を撃ち放つ。

栴檀とは双子

「へー・・・自分のことがわかんねぇなんて変わったやつがいんだなー」


 栴檀 - sendan / ゲンガー♂ 
 ?歳 / 俺
生意気な性格。魔女の森の双子の守り人。
双子の姉と二人で森の入口を守っているはずが、普段は木の上で寝ていることが多い。
自由奔放、負けず嫌いな子どもっぽい性格で、興味がないことに関してはとことん無関心になってしまう。
ただ、メアグリスのことは姉同様に慕っており、彼女に危害を加えるような輩がいれば容赦なく攻撃対象にする。

紫蘭とは双子
「ふふっ、良い子になさい・・・悪い子にしていると、鐘が鳴ったらおくびを切られてしまうわよ?」


 フィリティラリア(アリア) - fritillaria
 / ★ヨノワール♀ 
 ?歳 / 私(わたくし)
てれやな性格。
メアグリスの唯一無二の親友であり、魔女の森に住むもう一人の魔女。
ふわふわふわと気の向くまま風の向くまま漂うように森を散歩をしていることが多く、ひとところに留まっていることは稀であり、
彼女がその気になるまではメアグリスとプニカ以外の者は会おうと思っても出会うことはおろか見つけることさえ出来ない。
上機嫌になると、物語や童話になぞらえて言葉を紡ぐ。

「夜明けまでにつけたらほめてください。」


 プニカ - punica / ★シャンデラ♂ 
 11歳 / 僕
きまぐれな性格。森の案内人。
アリアがどこかから連れてきた少年。
アリア曰く、勝手に着いてきたとのことだが、本人も自らのことは何も話さないのでどこからきたのかはわからない。
いつも無表情なために表情から喜怒哀楽を読みとることは難しいが、 表情が変わらないぶんはっきりと自分のきもちを言葉にする。
おっちょこちょいで、いつも案内する道を間違えてしまう。
回り道をせずにまっすぐメアグリスのもとまで案内された客人はいない。

「ねえ、まだ見たことのない世界に憧れることは、悪いことかしら・・・」


 アデノフォラ - Adenophora
 / ★シャワーズ♀ 
 17歳 / 私
がんばりやな性格
森の奥深く、水晶の湖に住む人魚。
代々、湖の水晶から生まれる種族。
数分であれば人の姿になり、自らの脚で地面を歩くことができる。
生まれたときから森に暮らしており、外の世界を知らない。
そのため、まだ見たことのない『外の世界』というものに強い憧れを持っている。
いつか外の世界にいくことを夢見ており、機会を見つけてはメアグリスに頼み続けている。

「それは、おいしいものですか・・?」


 ローテローゼ - roterose
 / シェイミ♀より 
 ?歳 / わたし
おっとりした性格。
魔女の森に住んでいる花の精。
森の奥深く、水晶の湖を囲うように一年中花々が咲き誇る花畑で暮らしている。
メアグリスとは友人のような関係。
言葉を口にすることはほとんどないが、歌うことが好き。彼女が歌を口ずさむとき周りの花々は一斉に蕾を開く。
普段は花畑に埋もれ隠れ暮らしているので見つけることは難しいが、甘いもの、お菓子をもって行くとつられて顔を出す。